最近、何か思ったように釣れないので原因を考えてみました。
この際、腕のあるなしは置いておいて(いや、置いておいちゃダメでしょ^^)
思いあたる節はないか・・・・
ないか・・・・あっ、もしかしてアレか?思い出しました。
とある日に釣行した際に寄ったコンビニ。
お弁当とオニギリを買って車内で食べようと歩いていたら一匹の犬がついてきました。ガリガリに痩せててちょっと羨ましいような(笑)、でもかわいそうな雰囲気。
車に戻ってさぁ食べようと思ったら、何か視線に入ります。顔を上げると、
つぶらな瞳で訴えかけますくれよぅ、なんかくれよぅ~。
う~ん、こういう顔をされるとついつい
「ほれっ、これ食べな」とウィンナーをひとつあげました。
おいしそうに食べてるのを見て一安心。こちらもお弁当をほおばります。
しかし、しばらくするとまた視線を感じます。
「いやいや、さっきあげたでしょ?」
そう言っても聞こえないかのようにつぶらな瞳で訴えかけられます
無視して食べていても、ずっと視線はこちらに向いています。
ついに根負けして、小さなコロッケをひとつ差し出しました。
「もう終わりですよっ」
ほぼお弁当を食べ終えた頃、また視界にあのつぶらな瞳をした姿が入ってきました。
いや、もうあげません
厳しくしつけないと、甘えた犬になってしまいます。厳しい自然の中で生き抜くためには時として厳しい仕打ちも仕方ないことです
しかし、いや、しかし・・・・・・
それでも、あのつぶらな瞳にはかないません。
「本当にこれが最後ね。これでほんとにストップ」
でもお弁当で残っているのはエビフライの尻尾だけ。
「はい。これが最後」
エビフライの尻尾をあげました。
その後も
訴えかけるものの、もう何も残っていません。
「タバコは吸わないだろうし、もうあげるものはありませんっ」
窓をピッチリ閉めて、さら運転席のシートを思いっきり倒して隠れます(笑)
30分、いや実際には10分くらいしか経ってないのかもしれませんが、それは非常に長い時間に感じられました。隠れながらエンジンを掛け、姿が無いのをドアを開けて確認してその場を後にしました。
・・・・やはりこれがいけなかったのでしょうか。もっと、もっとたくさん食べ物をあげていれば、今頃はウハウハな釣果に!
なんてことはないですね(笑)。これからも修行、修行っす。